こんにちは!長野県長野市に事務所を構え、各種足場工事をメインに手掛ける株式会社入山興業です!
読者の皆様は、「あと施工アンカー」と呼ばれる工法をお聞きになったことはございますか?
あまりご存じない方が多いと思いますが、今回のコラムでは、あと施工アンカーの重要性について解説してまいります。
あと施工アンカーとは?
あと施工アンカーは、文字通り「後で施工するアンカー」のことです。
つまり、建物が出来上がった後の追加工事という位置付けにあり、建物自体の強度を上げることを目的としています。
具体的には、鉄筋コンクリート造の柱や壁・梁などに何かを取り付けたい場合に、該当箇所に穴をあけてアンカーを設置します。
あと施工アンカーの種類
あと施工アンカーは大きく分類すると3種類に分かれます。
1.金属系アンカー
穴に挿入された金属アンカーの奥の部分が広がって穴に取りつくもので、孔壁に機械的に固着するものを指します。
2.接着系アンカー
穴に挿入した鉄筋の周りを接着剤で満たして固定するアンカーです。
「ケミカルアンカー」という名で呼ばれることもあります。
3.その他のアンカー類
上記2種類以外のアンカーを指します。
その種類はさまざまで、金属やプラスチックなど材質の違いもあれば、打ち込み式やねじ込み式など、施工方式が違うものもあります。
あと施工アンカーはなぜ重要?
あと施工アンカーの主な用途は、建物の耐震補強を行うことです。
現存する建物の中には、建築基準法令に適合していない建築物が多く存在しますが、建て壊しや建て直しが難しいケースがあります。
しかし、あと施工アンカーを用いることで、現状の建築基準法令に適合するように耐震補強を行うことができます。
また、その他の用途としては、設備が倒壊しないように壁面に固定したり、配管を天井から吊るしたりする場合などがあります。
あと施工アンカーは、既に建ってしまった建築物をあらゆる面で補強できるため、非常に重要視されているのです。
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